お風呂場のリフォームにかかる費用相場や注意点をご紹介
住み始めた家のお風呂が思った以上に使いにくいなど、お風呂場に対して様々な悩みや不満はあると思います。
住居は住み始めてみて使いにくさがわかったりすることも少なくないですが、そういった点はリフォームでどうにかできる可能性が高いです。
そこでこの記事ではお風呂場のリフォームにかかってくる費用相場や依頼する前の注意点などについてご紹介いたします。
お風呂場の種類について
まずお風呂場の種類として、以下の3つが存在しています。
- ● ユニットバス
- ● ハーフユニットバス
- ● 在来工法
ユニットバス・ハーフユニットバス以外のお風呂は基本的には在来工法と呼ばれるものになりますね。
下記では上記のお風呂場の種類に関して、それぞれ個別で詳しい情報をご説明させていただきます。
ユニットバス
工場で作られた床を始めとした壁や浴槽・天井といった浴室の各パーツを、お風呂場となる現場で組み立てることができるのがユニットバスです。
別名システムバスとも呼ばれており、決められたパーツを使って組み立てるのみなので、短い工期かつ安い費用でお風呂場を作れます。
必ず決められたパーツでの組み立てになってしまうため、お風呂場を自由に設計できないといった点がデメリットになっていますね。
ハーフユニットバス
床から浴槽までをユニットバス、浴槽から天井までを在来工法にし壁や天井を臨機応変にできるのがハーフユニットバスです。
お風呂場にする場所によっては床や天井がユニットバスだと規格によっては入れられないといったことがあり、そういった場合にハーフユニットバスが便利です。
在来工法よりは費用を安くすることができるのですが、壁や天井の施工内容によってはユニットバスより高くなりやすいですね。
在来工法
お風呂場にしたい場所に合わせたデザインかつヒノキやタイル張りといった拘った素材でのお風呂作りができるのが在来工法です。
ユニットバスとは違いデザインの自由度が高いので、お風呂へのこだわりが高いといった方にはピッタリの工法になっていますね。
在来工法の場合職人さんの技術に頼る必要があり、材料も高くなりやすいですし、工期自体も基本的には長いです。
お風呂場リフォームの費用相場
お風呂場をリフォームする場合、以下の4つのパターンに分けられます。
- ● 在来工法からユニットバス
- ● 在来工法からハーフユニットバス
- ● 在来工法から在来工法
- ● ユニットバスを新品にする
基本的には在来工法で作られたお風呂場をリフォームしていく流れになっていきます。
ここからは、上記4パターンのお風呂場リフォーム費用相場をそれぞれお教えいたします。
在来工法からユニットバスの場合
在来工法をユニットバスへとリフォームする場合、費用の相場は最低70万で最高は150万円ぐらいになります。
ユニットバスへとリフォームする場合基礎であるコンクリートの解体を行わないといけないため、そこそこ費用がかかってはきます。
リフォーム先となるユニットバスに使われている素材や本体のグレード・大きさでも費用は変化しますね。
在来工法からハーフユニットバスの場合
ユニットバスではなくハーフユニットバスへとリフォームする場合は最低50万で最高は200万円ぐらいになります。
通常のユニットバスへのリフォームと同じく基礎のコンクリート解体に加えて、壁・天井への施工があるため最高額は200万円ぐらいいく可能性があります。
お風呂場に使う素材のグレード自体を下げるなどすれば、かかってくる費用を抑えることは可能です。
在来工法から在来工法の場合
在来工法から既存の物を使って在来工法へとリフォームするのであれば、最低50万で最高200万円ぐらいの費用になります。
既存の物を使わないで在来工法へとリフォームする場合、最低150万で最高250万円と金額がかなり上がります。
その代わり既存の物を使わないのであれば、今よりも拘ったお風呂やバリアフリーなお風呂など、お風呂づくりの自由度が格段に上がります。
ユニットバスを新品へ交換する場合
現在のユニットバスを新しいユニットバスへ交換するパターンの場合、最低50万円で最高150万円ぐらいになります。
交換先となるユニットバス自体のグレードやオプションを追加するといったことで、かかってくる費用が変わってきます。
最高額の方で見れば在来工法にリフォームする場合と差がないように見えますが、新品へ交換する場合のほうが金額を抑えやすくはなっています。
お風呂場をリフォームする際の注意点
お風呂場のリフォームを行う場合、以下の点に注意する必要があります。
- ● 実際の状態を見ておく
- ● 賃貸の管理規約内容をチェックする
- ● 複数業者に見積をとる
実際の状態や賃貸の管理規約内容といったことの確認や複数業者に見積もりを依頼するといったことが大切です。
以下では上記のお風呂場をリフォームする際の注意点について、より詳しい内容をまとめております。
実際の状態を見ておく
ユニットバスは決められたパーツを使って組み立てて作るものであるため、ショールームで実物が設置されていることが多いです。
在来工法の場合カタログでしか見ることができませんが、ユニットバスであれば工事してもらうまえにショールームでの確認ができます。
実際にどれぐらいの大きさなのかを始め質感や本体が持っている機能など、細かいところの確認をおこなっておくのが良いですね。
賃貸の管理規約内容をチェックする
マンションのような賃貸でリフォームを行う場合、基本的に管理組合へ申請書類の提出を行って理事長から承認を得ないといけないことが多いです。
お風呂場自体は専有になる場所だったとしても、共用になる場所がリフォームの制限に影響を受けるといったことも少なくありません。
実際にリフォームを行う場合近隣住民への工事挨拶が必須なので、リフォームを行う前に管理側への問い合わせは行いましょう。
複数業者に見積をとる
リフォームを考える段階でいくつか施工業者をピックアップし、工事がどういった内容・価格になるか確認するため見積もりを行います。
価格が安い施工業者ほど魅力的に見えますが、実は追加で費用がかかったりすることがあるため注意が必要です。
また見積もりの際は価格以外にもどのような内容なのかや、見積の内容に関してちゃんと説明してくれるかなど対応の仕方もしっかりと確認しましょう。
お風呂場のリノベーションもツクリテにお任せください!
いかがでしたか。
今回はお風呂場のリフォームにかかってくる費用の相場や、お風呂場リフォームを検討する際の注意点について説明しました。
お風呂場のリフォームは数十万~数百万かかってくるものになるため、行う前にしっかりかつ慎重に検討を行いましょう。
特に業者選びは重要で、いい加減な施工で高額を請求してくる悪徳業者には気をつけましょう。
ツクリテでは、経験豊富なスタッフが丁寧な施工をいたします。
リノベーション費用のお悩みや施工に関してのご質問など、お気軽にお問い合わせください。
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