キッチンリフォームのポイントとカップボードの選び方をご紹介!
キッチンは家の中でも特に使用頻度が高く、リフォームによって快適さと機能性が大きく向上するスペースです。
ご自宅のなかでも毎日使用するキッチンですが、設備の劣化や汚れが気になったり、環境の変化により使い勝手が悪くなったと感じたりすることはありませんか?
そのように感じ始めた時、キッチンをリフォームする良いタイミングと言えます。
そこで今回は、キッチンリフォームにおける基本的なポイントや、カップボードの種類・選び方について詳しく解説していきます。
キッチンリフォームをする時にはじめにすることとは?
キッチンのリフォームを決めたら、まずはリフォームの目的を明確にしましょう。
どこに困っていてどの部分の使い勝手が悪いのか、他にも家族構成や料理の頻度によって必要な機能が異なります。
例えば、「収納を増やしたい」「作業スペースを広げたい」「掃除がしやすいキッチンにしたい」など、具体的な要望をリストアップしておくと良いでしょう。
どんなキッチンにすれば良い?キッチンの選び方
キッチンにはさまざまなレイアウトがあり、家族のライフスタイルに合ったタイプを選ぶことが重要です。
合わないものを選んでしまうと逆に使い勝手が悪くなってしまうということにもなりかねませんので、プロに相談するなど、慎重に決めていきましょう。
主なキッチンのレイアウトは以下の通りです。
I型キッチン:シンプルで省スペース。マンションやコンパクトな住宅に適しています。
L型キッチン:コーナーを利用して作業動線を効率化。家事効率を重視したい場合におすすめです。
対面式(アイランド型・ペニンシュラ型):開放感があり、家族とのコミュニケーションを楽しめるデザイン。広いスペースに適しています。
設備と素材の選び方
キッチンリフォームの際は、使いやすさと掃除のしやすさを考慮した設備や素材を選びましょう。
特に素材は好みが分かれる要素でもありますので、素材の特徴も確認しておきましょう。
コンロ
ガスコンロとIHコンロにはそれぞれ利点があるため、料理のスタイルに合わせて選択します。
シンク
シンクの広さや素材を選ぶことで、使い勝手や掃除のしやすさが変わります。
ステンレスや人工大理石など、耐久性やメンテナンス性も考慮すると良いでしょう。
カウンタートップ
耐久性や汚れにくさを考えて、好みや予算に合わせた素材(人工大理石やステンレスなど)を選びます。
照明と収納の工夫
キッチンは照明と収納の配置も重要です。
照明の配置によっては手元が暗くなり過ぎてしまうなど、作業がしにくくなってしまうこともあるため明るくするべきところに照明が当たるように配置しましょう。
照明
作業スペースやシンク、コンロ周りにしっかりと明るい照明を配置し、作業しやすい環境を整えます。
収納
キッチン用品や調味料、食器を効率的に収納できるように、引き出し式の収納や吊り戸棚などを検討します。
収納スペースを増やすだけでなく、取り出しやすさや整理のしやすさも考慮しましょう。
カップボードの選び方とは?
カップボードとは食器棚のことです。
キッチンの収納スペースとして重要な役割を果たします。
適切なカップボードを選ぶことで、キッチンがさらに使いやすくなります。
カップボードの種類
カップボードにも取り付け方や費用も種類によって異なります。
ここでは3種類ご紹介します。
据え置き型カップボード
既製品をそのままキッチンに設置するタイプ。比較的手軽で、豊富なデザインやサイズから選べます。
費用も抑えやすいのが特徴です。
壁付け型カップボード
壁に直接取り付けるタイプで、空間を有効活用できます。
特にコンパクトなキッチンやスペースを広く使いたい場合に向いています。
オーダーメイド型カップボード
サイズやデザイン、機能をオーダーメイドで選べるため、収納力やデザインを自由にカスタマイズできます。
費用は高めですが、自分の使い勝手にぴったり合うカップボードを設置できます。
カップボードの選び方のポイント
カップボードは種類だけでなく、サイズや機能も商品によって異なるため、引き出しの配置や形などこだわりたいポイントを絞って商品を選びましょう。
ここではサイズ、収納機能、素材やデザイン、機能性の4点をポイントとしてご紹介します。
サイズ
カップボードの幅や高さが、キッチンスペースに収まるか確認しましょう。
収納したい食器や調理器具の量を考慮し、適切なサイズを選ぶことが重要です。
収納機能
引き出しや棚の配置、扉の開閉方法など、収納の使いやすさを確認しましょう。
調理器具や食材の収納スペースを増やしたい場合は、引き出し式のカップボードや背の高い棚が便利です。
素材とデザイン
キッチン全体の雰囲気や色調に合わせた素材やデザインを選びます。
カップボードの素材には、耐久性のある木材や耐熱性のあるガラスが使用されることが多く、スタイリッシュなデザインも豊富です。
機能性
キッチンの動線に合わせた配置や、掃除がしやすい素材、閉めると自動で静かに閉まるソフトクローズ機能があると便利です。
また、頻繁に使用する食器や調理器具を取り出しやすい配置にすることで、使い勝手が向上します。
キッチンリフォーム費用はどのくらい?予算は?
キッチンリフォームの費用は、リフォームの内容や規模、使用する素材によって大きく異なります。
一般的には100万円から300万円が目安ですが、アイランドキッチンや最新の設備を導入する場合はさらに高額になることもあります。
事前に予算をしっかりと計画し、複数の業者で相見積もりを取って比較し、費用だけで業者を決めずに過去の実績や口コミも確認して最適な業者を選ぶようにしましょう。
ツクリテは住宅リフォームも対応しております!
いかがでしたか?
キッチンリフォームは、生活の質を向上させるための大きな効果を感じられるリフォームです。
リフォームの目的を明確にし、レイアウトや設備、カップボードなどの収納にこだわりながらプランニングすることで、満足度の高いリフォームが実現します。
家族にとって快適で使いやすい理想のキッチンを手に入れるために、計画的にリフォームを進めるようにしましょう。
ツクリテでは、1部分からのリフォームも対応しております。
ご自宅で気になっている部分やリフォームをご検討されている部分がございましたら、お気軽にご相談ください。
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