オフィスをリノベーションするメリットや種類などをご紹介
従業員の増加や働き方の変化などにより現在使っているオフィスの使い勝手が悪いことや今以上に生産性を上げたいといった理由で、オフィスのリノベーションを考えている経営者の方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際にオフィスをリノベーションするとなるとどのくらいの効果があるのかなど気になるところでしょう。
そこで今回は、オフィスをリノベーションするメリットや種類などについて詳しくお話させていただきます。
オフィスをリノベーションとは
今のオフィスをよりデザイン性のあるものへとするなど、付加価値を付けたり新機能を追加したりするのがリノベーションです。
似たような言葉としてリフォームが存在していますが、リフォームは原状回復がメインとなり少し意味合いとしては異なります。
新たな機能の追加やデザインの変更といったものをリノベーションと呼びます。
オフィスをリノベーションするメリット
オフィスをリノベーションするメリットとしては以下があげられます。
- ● オフィスのコスト削減につながる
- ● 生産性を向上できる
- ● 企業のイメージアップを図れる
オフィスのコスト削減を始め生産性の向上や企業のイメージアップといったものがあります。
ここからは、上記のオフィスをリノベーションするメリットについて、詳しい内容をお話していきます。
オフィスのコスト削減につながる
オフィスをリノベーションすることによりこれまで無駄になっていた部分を無くしたり変更するといったことができます。
その結果無駄になっていた部分の維持費用といったコスト面での削減をすることができます。
工事を行うため初期の費用こそかかるものの、ライトを節約しやすいものに変えたり床をそこまで掃除しなくて良いものに変えるなどすれば、長期的なコスト面のパフォーマンスを上げることに繋がります。
生産性を向上できる
今まで働いている社員間でのやり取りがしにくい構造だった場所を、リノベーションで変更することで生産性の向上に結びつけることができます。
例えば、社員一人ひとりに決められたデスクで仕事をしていたところをリノベーションによりフリーデスクにしたりフレッシュスペースを取り入れることで、快適なオフィスとなりモチベーションアップにもなります。
こうすることで最終的に会社の成果そのものが上がって、よりよい会社環境になっていくと考えられます。
企業のイメージアップを図れる
掲げているコンセプトに対してオフィスのデザインが異なっていると、企業のブランド・社風が伝わりにくくなってしまいます。
そこで、リノベーションにより伝わりやすいデザインにすることにより統一感を高めることで社内外からの印象も目指している印象に沿ったものになるのです。
こうすることで企業イメージそのものをアップすることができ、取引先との商談や新人の採用にも効果的になると考えられます。
オフィスリノベーションの種類
オフィスリノベーションの種類としては以下があります。
- ● ポイントリノベーション
- ● フルリノベーション
ポイントリノベーションとフルリノベーションの2種類となっており、必要に応じたリノベーションを行うのが良いです。
下記では上記のオフィスリノベーションの種類に関して、1つずつご説明していきます。
ポイントリノベーション
名前の通り必要な一部分(ポイント)だけをリノベーションすることを指してポイントリノベーションと呼ばれたりします。
リノベーション工事を行う場所・条件によって異なりますが、施工面積が少ない分基本的にはコストがあまりかかりません。
また工期そのものが短く終わらせることができるので、現在働いている社員の仕事を邪魔しない感じでリノベーションが可能です。
フルリノベーション
部分的なものではなく内装全体のリノベーションを行うのが、フルリノベーションになります。
内装全体のリノベーションを行うので、レイアウト・デザインを自由に行うことが可能です。
ただし、フルリノベーションはポイントリノベーションに比べると施工面積が広いため、工期が長くなってしまうのと同時に費用も高額になってしまうため実際に施工する時期など、計画的に行う必要があります。
オフィスリノベーションを成功させるコツ
オフィスリノベーションを成功させるコツとしては以下になります。
- ● 工期中の仮オフィスを用意しておく
- ● オフィスリノベーションに関係する法律を確認しておく
- ● 施工できる範囲を確認しておく
- ● 目的を明確にしておく
工期中の仮オフィスを用意しておくことやオフィスリノベーションに関係する法律の確認などをしておく必要があります。
以下では上記のオフィスリノベーションを成功させるコツについて、より詳しい内容をご説明していきます。
工期中の仮オフィスを用意しておく
フルリノベーションではなくても、リノベーションを行う内容や場所によっては工事を行っている間オフィスの利用ができなくなる可能性があります。
また内容によっては1ヶ月以上オフィスが利用できなくなる可能性があり、代わりのオフィスを用意しておかないと大きな損失が出る可能性まであるのです。
レンタルオフィスやシェアオフィスでビジネス関連の設備も揃っているようなところであれば、そこまで大きなコストもかからず問題なく仮オフィスとして利用できるためおすすめです。
オフィスリノベーションに関係する法律を確認しておく
オフィス自体を作るのに「事務所衛生基準規則」や「建築基準法」といった法律を遵守しないといけません。
これらの法律は会社に務める社員を守るものとなっており、オフィスリノベーションを行う内容によって何が適用されるかはその時々で変わります。
せっかくオフィスを使いやすいようリノベーションしたのに法律にひっかかってしまうと、更にリノベーションしないといけなくなり費用などが余計にかかってしまいます。
施工できる範囲を確認しておく
オフィスに限ったことではありませんが、物件によってリノベーションできる範囲などは決められていることが多いです。
場合によってはオーナーによってリノベーションそのものが禁止になっている可能性があり、知らずに行うとトラブルに発展するケースまであります。
また、コスト削減のためにリノベーションを行っても、実はリノベーションできない範囲であったため退去時に高額な費用かかってしまうといったこともあるので、事前に契約書に目を通しておくなどの注意が必要です。
目的を明確にしておく
そもそもなんのためにリノベーションをするのか、目的を明確にしておかないとリノベーション後に更に追加でリノベーションが必要となってしまうといったことにもなりかねません。
特に現在働いている社員に対して事前にアンケートでのヒアリングを行い、現在の問題・課題を可視化してそれに合わせたリノベーションを行うのが良いでしょう。
こういったリノベーションの目的を明確にすることで、より理想のオフィスへとリノベーションすることができます。
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いかがでしたか？
今回はオフィスをリノベーションするメリットや注意点、リノベーションの種類について詳しくお話させていただきました。
オフィスをリノベーションすることは会社全体の生産性向上など様々な効果があります。
ポイントリノベーションとフルリノベーションの2種類があり、目的などに合わせたリノベーションを行うことで費用を抑えたうえでより快適なオフィスにすることができるのです。
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