中古物件リノベーションはお得?後悔しないための注意点と費用を解説

2024年09月09日
中古マンション

みなさまは中古物件を買ってリノベーションするのと新築を購入するのでは、どちらがお得だと思いますか?


場所や条件によりますが、新築を購入するよりも中古住宅を買ってリノベーションした方が費用を抑えることができるうえ、更にリノベーションを行う範囲を絞り込むなどすることで、費用自体をさらに下げることまで可能です。


しかし、中古物件を購入する際に注意すべき点も、もちろんあります。

 

そこで今回は中古を買ってリノベーションする時の注意点や、かかる費用や費用を抑えるコツなどをご紹介していきます。

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中古を買ってリノベーション時の公開しないための注意点

中古を買ってリノベーションする時の主な注意点は以下になります。

 

  • ●       希望のリノベーションが可能なのか
  •        住宅ローンを組むことが可能なのか


 

ここからは、リノベーション時の注意点について詳しく解説します。

 

希望のリノベーションが可能なのか

 

リノベーションの内容によっては購入した中古住宅には行うことができないといったケースも少なくありません。

 

例えば、マンションでよくある壁で建造物を支えている「壁式構造」だと、重要な壁が多く、壁を壊してワンルームにするといったリノベーションができないなどです。

 

また規約によってリノベーションできない制限がかかってしまっている場合もあるため、購入前によく確認しておくことが大切です。

 

住宅ローンを組むことが可能なのか

 

住宅ローンを組んだ際、貸付してくれる金融機関によっては物件の築年数に制限がかかっていることがあります。

 

中古住宅の場合築年数がかなり経過しているものもあるので、物件によっては資産価値が低すぎて担保価値が無いとされてしまうことも。

 

また、築年数が長いものだと現在の建築基準法に合っていない物件になってしまっていることもあり、その結果住宅ローン融資が受けられないといったケースが出きてしまうので注意が必要です。


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中古リノベーションにかかる費用について

中古物件のリノベーションにかかる費用は、安くて300万円程度、高いと1500万円以上となることもあります。

 

特にキッチン・浴室のリノベーションになると100万を超えてくることがあり、間取りの変更となるとさらに最低で100万、高いと300万円ほどかかってきます。

 

基本的に内外装の改修がメインになりますが、1500万以上の予算をかけることができれば、基礎部分補修・地盤改良といったことまでできます。

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リノベーションの費用が高くなる要因

リノベーションの費用が高くなる要因としては以下になります。

 

  • ●       想定していない補修工事が起こる
  •        築年数の問題

 

上記のリノベーション費用が高くなる要因について、より詳しく解説します。

 

想定していない補修工事が起こる

 

一見何の問題もなさそうに見える中古住宅であっても、リノベーションのため壁・床などを解体した結果、内部の損傷や不具合が見つかることがあります。

 

わかりにくかったり見つからなかっただけで、実はシロアリの被害が出ていたり、実は雨漏りしていたといったこともあります。

 

給排水管が破損していたなんてこともあり、これらを治すために想定していない補修工事の費用がかかってくることがあるため、購入前に注意するとともに、これらの工事が発生する可能性も含めて予算を組むと良いでしょう。

 

築年数の問題

 

築年数は中古物件を購入する際にネックとなってくる部分で、古すぎると現在の耐震基準をクリアできてなかったりします。

 

そうなると現在の耐震基準をクリアするための工事を行う必要があり、結果余計な費用がかかってしまいます。

 

また、昔の耐震基準で作られた住宅であっても、未来の耐震基準を予想して作ってあったりすることもあるので、困ったら専門家へ相談しましょう。


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リノベーションの費用を安くするコツ

リノベーションの費用を安くするコツとしては以下があげられます。

 

  • ●       住宅ローン、リフォームローンを上手く活用する
  • ●       住宅ローン減税、補助金を活用する
  •        壁や床といった素材や設備そのものの質を少し落とす

 

上記のリノベーションの費用を安くするコツに関して、わかりやすく解説します。

 

住宅ローン、リフォームローンを上手く活用する

 

分割を前提にリノベーション費用の支払いを行う場合、住宅ローンまたはリフォームローンのいずれかを選択することが可能です。

 

住宅ローンは新築購入の目的で借り入れができるローンで、住宅購入費とは別にリノベーション用の費用を借りることもできます。

 

リノベーションローンはリフォーム専用のローンとなっており、所持している住宅のリノベーション以外に新しく購入した住宅リノベーションにも使えるローンとなっています。

 

住宅ローン減税、補助金を活用する

 

一定の条件を満たすことができれば住宅ローンの減税を受けることができ、所得税を減額することができます。

 

また、地域によっては条件さえ満たせば住宅の改修に関して補助金が支払われることもあります。

 

こういった住宅ローン減税や補助金を活用することで、中古住宅のリノベーションにかかる費用を大きく抑えることもできます。

 

壁や床といった素材や設備そのものの質を少し落とす

 

予想以上にリノベーションの費用がかかりそうといった時には、壁・床に使う素材や設備そのものの質を落とすことで費用が抑えることができます。

 

特に改修範囲が広めにとられる床・壁は素材の質をちょっとでも落とせば単価を落とすことができ、大きくコストを抑えることに繋がります。

 

ちょっと予算を超えてしまいそうだなという時におすすめの方法です。


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中古物件のリノベーションはツクリテにお任せください!

いかがでしたか?


今回は中古を買ってリノベーション時の注意点をはじめ、かかる費用や、費用が高くなってしまう原因・抑え方などをご紹介しました。

 

新築を購入するよりは中古を買ってリノベーションしたほうが安く抑えられますが、場合によっては新築を上回ってしまうこともあります。

 

様々な制度などを活用することで費用を抑えることができますが、購入した中古の築年数によってはそれすらも受けれない可能性がある点には十分気を付けましょう。


ツクリテでは、ご予算に合わせたご提案も行っておりますので、中古物件のリフォームを検討されている方はお気軽にご相談ください。


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